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代表メッセージ

TOP MESSAGE

代表取締役社長

竹村 優

YU TAKEMURA

りの人を喜ばせたい。その気持ちが原動力

運送業専門の求人・転職サービス『ドラピタ』を主力事業としている株式会社オーサムエージェント。今回は当社を取り巻く運送業界の現状や、会社の今後のビジョン、自身の仕事に対する考え方などについて、代表取締役社長の竹村 優にインタビューしました。

流はなくならない。だから若手が憧れる運送業界にしていく必要がある。

まずは当社の主要事業『ドラピタ』のサービス提供先である運送業界の現状や今後について、竹村社長がどう考えているか教えてください。

最近では新卒採用の説明会でも「自動化が進んだら、運送業界はどうなると思いますか?」と聞かれることが多くて。結論、私は『物流』がなくなることは絶対にないと考えています。人々が生きていく上で、食事をしたり、服を着たり…物流って欠かせないものなので、物流が担っている社会的役割は今後も変わらないと思いますね。ただ、もちろんIT化・自動化で変わっていく部分も多くあると思います。実際の例を挙げると…倉庫業務では全自動仕分けシステムが開発されてきていて。今後、人の手がいらなくなる可能性が高いと感じています。

一方で、トラックを運転する仕事、ドライバーはなくならないかなと。自動運転が実現すれば、高速道路を使用する長距離輸送は自動化されるかもしれませんが、日本の狭くて複雑な道を全て自動運転で移動するのはなかなか難しい。だから、近距離のラストワンマイル(お客様へ商品を届ける最後の区間)での配送を支える、ドライバーの出番は続くと思います。

また運送業界に限らず、業界自体が変わっていってしまうリスクはどこにでもあると思っているので、変化に適応していくことが大切かなと考えています。

竹村

『ドライバー』という職業の需要はなくなることはない、ということですね。当社が直接的に関わってくる運送業界の採用市場については、どうお考えですか。

とにかく「若手がドライバーになっていない」ことが問題だと考えています。ドライバーの平均年齢が50歳近くなってきていて(※注)、このままではあと10年もするとモノが運ばれなくなる時代が来てしまいます。今の便利な世の中を継続するためには、若い人が「物流ってカッコイイ」と思えるように、ホームページやパンフレットなど業界全体でブランディングしていくことが必要だと思いますね。やはり見た目から整えることが大切だと思うので。当社でも、企業ホームページや採用サイトを制作する『ドラウェブ』や、会社案内パンフレットなどの制作サービスを展開しています。少しずつ導入していただく企業様も増えてきていますが、まだ他にも当社の力を必要としている企業があるはず。

より多くの企業の力になれるように、とにかくまずは「運送業界の採用ならドラピタ」という圧倒的シェアを確立して、当社の影響力を大きくすることが必要だと感じています。そのために、今は『ドラピタ』の拡大が急務。当社の影響力がより大きくなった段階で、業界全体のブランディングにも貢献していきたいと考えています。ゆくゆくはブランディングに特化した組織を作ろうかな、なんて構想もありますね。まだまだやれることは多いと思います。

(※注) 令和3年における道路貨物運送業の就業者数は、40歳以上50歳未満が29.1%、50歳以上が45.2%を占めている。(全日本トラック協会提供「日本のトラック輸送産業現状と課題 2022」より)
参考リンク:https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/yusosangyo2022.pdf

り速く、業界トップへ。オーサムエージェントが迎えた転換点

「運送業界を子どもたちの憧れの職業に。」という会社のVISIONを達成するために、まずは業界内での地位を確立することが必要ということですね。 また当社は2022年11月に、東証プライム上場企業である「株式会社じげん」の傘下へ加わっており、大きな転換期に入ったのではないかと感じています。 これも当社の業界内地位を高めていくための一歩ということでしょうか。

そうですね。これまで自分1人の力で事業を進めてきましたが、このままだと業界トップになるのに15~20年の時間がかかると思って。会社の将来像を考えた時に、それだと遅すぎると思ったのがM&Aに踏み切った理由の1つです。当社のサービスを一気に拡げるためには資金力も必要になります。どうしたらより速く、強い組織になれるかを考えた時に、当社よりも大きな規模の会社と手を組むことが必要かなと。

提携先として複数社と面談を行いましたが、最終的に自分と考え方がマッチした株式会社じげんへの参画を決めました。グループに入って資金力が上がったことで、事業への投資など、今までだったらできない経営ができています。グループに入って約1年ですが、今までよりも明らかに伸び率が高い。安定して利益を生み出せるようになってきたので、さらなる投資も可能になっているし、社員の皆さんへこれまで以上に還元できる土台作りも進んでいます。ある程度、経営の裁量も持たせてもらっていて、当社の業績の向上に伴って、私の発言権も徐々に上がってきている感触があります。オーサムエージェントをより良い組織にできるように…あとはどれだけ私が暴れられるか、ですね(笑)

竹村

に喜んでもらいたい!変化するって楽しい!そんな社員が多い会社

これから先も、まだまだ成長を続けていくオーサムエージェント。今後、当社に入社する方に対して求めることはありますか。また、どんな人がオーサムエージェントで働くのに向いていると思いますか。

とにかく「人に喜んでもらうのが好きな人」に来てほしいですね。目の前の人をどう喜ばせるか、に全力をかけられる人だと嬉しいです。実際うちの役員も、頼んだことを100%じゃなくて、150%の成果で返してくれる人で。「ありがとう」と言われたい、もっと相手に喜んでほしい。そんな社員が多い気がします。

あとは「変化することが好き」な人にも向いていると思いますね。むしろ、変わらないと飽きちゃうくらいの人の方が丁度いいかな。これまで話してきた通り、オーサムエージェントって変化が激しい会社なので。変わっていくことを、どんどん楽しんでほしいです。

選考では竹村社長も最終面接に参加されていますが、面接で気にしている部分はありますか。

面接ではとにかく人柄を見ていますね。経歴や実績は、履歴書を見れば分かることなので。嘘をつかない誠実な人か、とか…。当社の雰囲気に合うかどうかを一番重視しています。「自分が自分が」という利己的な人だと当社には向かないと思うので、「みんなで」物事を進めていける人かどうかも見ているポイントの1つです。

竹村

事は人生を謳歌するための、最有力の手段。

『会社の雰囲気』という部分は、竹村社長の人柄も影響しているのではないかと思います。当社の社員は「仕事にも遊びにも全力!」という人が多いですが、竹村社長は仕事に対してどのように向き合っていますか。

20代の頃は24時間365日、とにかく仕事しかしていませんでした。仕事ができる人は格好いいと思っていたし、実際20代にガムシャラに働いたことで50代のサラリーマンに匹敵するくらいの経験値を積めたと思っています(笑)

考え方が変わったのは家族ができてから。今は「仕事は人生の一部」だと思っています。とはいえ生きるために仕事は避けて通れないし、時間的にも人生の半分ほどは仕事に費やすことになる。それなら、人生の半分を楽しむために仕事も全力でやろう!こんな考え方になりました。全力で働いて、より多くの人に喜んでもらいたい。そのために今も頑張っている感じです。

「人に喜んでもらいたい」という言葉は今回のインタビューで度々出てきていますが、やはり竹村社長の考え方において重要な部分なのでしょうか。他にも大事にしている考え方があれば教えてください。

確かに、昔から「目の前の人を全力で喜ばせる」という考え方は大切にしていますね。仕事もそうですし、カンファレンス(全社会議)の後の飲み会もそう。自分も楽しんで、相手にも楽しんでもらうのが理想です。飲み会では楽しみすぎてギブアップしてしまうこともありますが…(笑)

あとは「嫌われないマネジメント」も意識しています。嫌いな人からの指示って、従いたくないじゃないですか。具体的には、「どうしてこの指示をしているのか」という理由をちゃんと伝えて言いっぱなしにしないとか、怒鳴らないようにするとか。もちろん時には厳しいことを言う時もありますが、その際は全力で相手に向き合うようにしています。社員の皆さんにも、この姿勢が伝わっていると嬉しいですね。

ここまでお伺いしてきて、竹村社長の軸となっている部分が垣間見えたような気がします。最後にオフの竹村社長のことも少しお伺いしたいのですが、休日はどのように過ごされていますか。

休日はもっぱら釣りばかり。マイボートで仲間や家族と釣りに出かけています。これから10年、20年と運送業界にしっかりインパクトを残せたら引退して、フルタイムの釣り人になりたいですね(笑)そんな野望を叶えるためにも「オーサムエージェントが運送業界のココを変えた」と胸を張れるように、これから先も全力を尽くしていきます。目の前の人を喜ばせたい、そして業界に変化をもたらしたい、そんな私達の想いに共感してくれる方をお待ちしています!

竹村
竹村

竹村 優株式会社オーサムエージェント 代表取締役社長

2013年3月 愛知大学 経営学科卒業
2013年4月 株式会社マイナビに入社
2年半で全社MVPを獲得し、新卒3年目で課長職に就任
2016年9月 オーサムエージェントを起業
2022年11月 じげんグループにジョイン